p-home-01.jpg

書評の考え方

僕が実際に読んで気に入った書籍だけを紹介します。気に入る書籍の定義は難しいのですが、例えば以下のような書籍は一生懸命読みます。

  • サッカーにおける複雑系や相互作用を大切にしていること
    「こうすれば勝てる」「こうやって観ればサッカーが分かる」といった簡潔な結論に結びつけようとする内容は好みではありません。読み手に対する分かりやすさは大切ですが、言い切りは本質的な要因から視線を遠ざけてしまいます。
  • 具体的な表現に踏み込んでいること
    抽象論は誰でも語ることができます。例えば「バランスが大事」という表現は否定のしようがないのですが、どのようにバランスを取ればよいかのヒントにはなり得ません。試合中に実際に起こった具体的なプレーを帰納的に扱い、演繹的な抽象論と結びつけているような論調が好みです。
  • 書き手の主張が読み取れること
    有名なプレイヤーや監督の表現を借りてくるだけでなく、書き手本人の主張とその論拠を示してくれていると、仮に僕と意見が異なっていても頭の体操として非常に有用だと感じます。
  • 書籍の使い方が明確であること
    練習の具体的解説、観戦に役立つTips、バラエティ本など、目的が明確な書籍は手にとることがあります。


書評のカテゴリーは随時増やしていくわけなのですが、分類が難しい書籍もあり、僕が「これが一番近いかな」と感じたままにカテゴライズしています。




tags サッカー書籍, サッカー書評, サッカー本

コメントする

※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。

公開されません

このページの上部へ

プロフィール

profile_yohei22 yohei22です。背番号22番が好きです。日本代表でいえば中澤佑二から吉田麻也の系譜。僕自身も学生時代はCBでした。 サッカーやフットサルをプレーする傍ら、ゆるく現地観戦も。W杯はフランスから連続現地観戦。アーセナルファン。
サッカー書籍の紹介やコラム、海外現地観戦情報をお届けします。

サイト内検索

最近のピクチャ

  • IMG_2920.jpg
  • IMG_1540.jpg
  • IMG_1890.jpg
  • enders_deadly_drive.jpg
  • 2013年度純損失クラブ一覧.jpg
  • IMG_1825.jpg
  • fractal01.jpg
  • hata_seminarL.jpg

コンタクト

Powered by Movable Type 5.2.3