僕が実際に読んで気に入った書籍だけを紹介します。気に入る書籍の定義は難しいのですが、例えば以下のような書籍は一生懸命読みます。
- サッカーにおける複雑系や相互作用を大切にしていること
「こうすれば勝てる」「こうやって観ればサッカーが分かる」といった簡潔な結論に結びつけようとする内容は好みではありません。読み手に対する分かりやすさは大切ですが、言い切りは本質的な要因から視線を遠ざけてしまいます。 - 具体的な表現に踏み込んでいること
抽象論は誰でも語ることができます。例えば「バランスが大事」という表現は否定のしようがないのですが、どのようにバランスを取ればよいかのヒントにはなり得ません。試合中に実際に起こった具体的なプレーを帰納的に扱い、演繹的な抽象論と結びつけているような論調が好みです。 - 書き手の主張が読み取れること
有名なプレイヤーや監督の表現を借りてくるだけでなく、書き手本人の主張とその論拠を示してくれていると、仮に僕と意見が異なっていても頭の体操として非常に有用だと感じます。 - 書籍の使い方が明確であること
練習の具体的解説、観戦に役立つTips、バラエティ本など、目的が明確な書籍は手にとることがあります。
書評のカテゴリーは随時増やしていくわけなのですが、分類が難しい書籍もあり、僕が「これが一番近いかな」と感じたままにカテゴライズしています。
- 書評 | 戦術
→戦術について解説している書籍 - 書評 | 監督の視点
→監督の視点から戦術やマネジメントなどについて解説した書籍 - 書評 | 選手本
→選手自らの出版や選手の目線で書かれている書籍 - 書評 | 育成・トレーニング
→選手や若年層の育成やトレーニングに関して色濃く論じている書籍 - 書評 | バルセロナ
→ジャンルは問わず、バルセロナについて論じている書籍 - 書評 | サッカーとビジネス
→サッカーをビジネスの視点から紐解いている書籍 - 書評 | ノンフィクション
→ジャーナリズムに基づいたサッカーノンフィクションの書籍 - 書評 | サッカーと情景
→写真やコラムなどとともにサッカーにまつわる情景を描いた書籍 - 書評 | コラム集
→ジャーナリストや記者によるコラムをまとめた書籍 - 書評 | 小説・フィクション
→サッカーに関する小説やフィクション - 書評 | データ解析・サイエンス
→データやサイエンスを通じて客観的にサッカーを斬っている書籍 - 書評 | 論文
→サッカーに関する学術論文の解説 - 書評 | 雑誌・ムック
→サッカー雑誌やサッカームック本 - 書評 | コミック
→サッカーに関するコミック - 書評 | サッカーバラエティ
→バラエティやネタ、お役立ち情報に特化したサッカー書籍
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